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地域づくり団体全国研修交流会
石川大会七尾薬師の里分科会


 
 分科会レポート 平成16年9月3日(金)~4日(土)

農業生活体験 果実酒づくり
講師 藤原 茂雄  平 繁昭

昨日の交流会、夜なべ談議でいただいた果実酒をこんどは自分で作ってみる。

創り方はいたって簡単自然の果実を入れて氷砂糖、焼酎を入れるだけ、誰でも手軽に出来る、それで体にも良い?昨晩の果実酒も美味しかったがなかなか果実が取れないとのことだ。
自然を味わうひとつの楽しみ方だ。


◇ 全大会

井上実行委員長のあいさつの後今、第12分科会の審判が降りようとしている。不安・期待を胸に参加者の好評、提案を聞く。
厳しい評価をいただいて、これをエネルギーにこれからの地域づくりに生かして生きたいという思いがある。
大山憲一郎 今後、通信販売の仕事をするので今回は良い体験をした。これからの人生のスタートになった。また、来たい。
山口 登市 自分の地元は360度農山村だ、その田舎に都会の人(若者)が来て2日間農作業だけをしていく、自然がない季節感のない都会の人には見るもの、触るもの、食べるものすべてが新鮮に見えると思う。何もないところから体験プログラムを創りところを学びたかった。
交流会の地元の食材をうまく使った料理が良かった。女性の人のホスピタリティが良かった。
森内  太 民泊が良かった。きた理由が民泊だったから。
中沢 信敏 海がないので、海に憧れてきました。
自分は、コミュニティービジネスを考えている。
この地域は、まとまりがあると思う。(横のつながり)
北村 登夫 自分は景観形成町創りをやっています。
開放型の中学校が良いと思いました。
井上 進哉 日程がハードだったが、良い体験をしました。
ありのままの姿が良いと思いました。
森  隆夫 山と海しかないと言っているが、これで十分だと思います。
谷内 玲香 体験で後片付けまでするのが良かったと思う。
蝦名久美子 欲張りすぎてもだめだと思う(体験メニュー)時間に追われている感じがした。都会の人は、もっとスローライフに思っていると思う。
杉山 和範 次の世代に伝えていけるので、無理なく行えば良いと思う。
持田 浩司 元気・人を大事にしていると思います。
飯田 敏文 この地域に来て感じたことは女性が多く参加していることだ。地域づくりには女性の参加が必要不可欠だということを実感した。
松本 雅敬 地域作りを何に対して行えば良いかまだわからない。
 

講評    畦地履正、濱博一コーディネーター

畦地 履正 みんな全員が良かったと思うが、続けていくにはどうすればよいか考えなければならない。みんなの方向性をひとつにし、コンセプトを明確にすることが必要だ。
女性が動くと(女性パワー)男性も動く。
つめすぎで、時間に追われているもっとゆっくりとすれば良い。
濱  博一 ゆったり、流れる能登の時間の中の体験が望ましい。
体験プログラムの取り組みが真面目すぎるのではないか、それは自信がないからで今回皆様にお褒めの言葉をいただいた、もっと自信を持っても取り組んでも良い。
この地域は何を目指すのか何を伝えたいのか、その伝えたいことに、共感、共有、共鳴してもらう、共感、共有、共鳴してもらうための手段として、体験があり商品がある。体験、商品を先に考えるから、体験も長続きしない商品も売れない。しっかりとした、目指すもの『コンセプト』を決めて取り組んで欲しい。
能登には烏帽子親、烏帽子子という制度があります。今回12分科会に参加していただいた皆さんに、細くても長いお付き合い・交流をして頂きたい。

8 今回の分科会にて得たもの(新しい発見)

地域の素材食材を活かしたどこに出しても恥ずかしくない料理メニューが出来たこと。これはこれから、農家レストラン、民泊をやっていこうとする中で大きな自信にもなったのではないか。
また、これだけの人数の料理の準備をさりげなくこなしたこの女性のパワーがあったんだということを再認識できた。
このパワーを日常の活動のなかで活かせる体制をつくり上げていく必要を感じた。


9 まとめ

慌ただしい24時間!

穴水の全大会が終わり七尾南大呑まで移動到着してから講演会、交流会、夜なべ談議、あくる日は朝から漁港見学魚のさばき方体験、果実酒づくり全大会と慌ただしい分科会のような気がする。
これは2日間の日程だから多少スケジュール的にきつくても致し方ないのではという意見もあるが、参加された方々の中にはこうゆう分科会になるとはという声もあった。
これは、慌ただしい中意見交換する時間が取れなかった(時間の配分)ように思う、もっともっといろいろな意見を聞ききたかった、発表したかったのでは。

山形県上山市の山口さん田舎時間という活動の中で素晴らしいグリーン・ツーリズムを展開されている。
長野県小布施町の北村さん小布施景観研究会で素晴らしい活動、実績をお持ちだ。
青森の蝦名さんももっともっと語りたかったと思うアンケート用紙からはみ出しそうなたくさんの回答。

これまでの会合の中での話しにあったように、こちらのことを一方的に話すのではなく、参加者の話を聞く場面を、時間を作って上げなさいとアドバイスがあった。まさいその通りだと思う。
参加者の半分近くは疲れと、煮え切らない思いで帰路に着かれたことだろう。ほかの分科会はどうだったのか興味もある。

アイデア・コンセプトを四万十ドラマより学べ!

平成六年、一町二村で立上げたこの会社は従業員たった二名で経営されている。今年から完全民営化にするとの事。現在販売高は一億二千万円。全国にネットワーク会員制度を展開し、「水」をテーマにした出版物や産物販売の他四万十川を体験する「自然の学校」を開校している。

何にもない四万十川の河原で・のんびり火を熾して五右衛門風呂に入る。たったそれだけの体験プログラム『五右衛門風呂に入る学校』を始め・数々の素朴な、しかし地域の宝にそっと触れる体験プログラムを数々に打ち出している。

見逃しがちな地域の素材から次々と生み出される産品。熱く思いを語る畦地さんの言葉・メイクドラマには感心させられる事ばかり。

『四万十川に負担をかけないものづくり』は何を大切にして、どのように地域と地域の人々と向き合っているのか。

ものを売るな!ものがたり、地域を売れ!

商品に物語という付加価値をつけていく販売戦略には大いに学ぶものがある。物が売れない時代、品物・体験だけでは売れない、大呑という物語をつけて売れ!

地域づくり団体全国研修交流会石川大会というおきな風が吹いた。この風をいかした地域づくりにしていきたい。

10 その他(今後に向けた展開など)

1. スローライフ
スローライフを実感できる体制をつくり上げて生きたい。

2. 遊漁船組合を活用するプログラムづくり
今回のメインであった船上体験が出来なかったことは、われわれが自然条件を踏まえたプログラム作りをしていなかった、季節時期を踏まえたプログラム作りをしていく必要がある。これから数をこなしていく中で、今回のような時にでも対応できるような動画・ビデオづくりも考えていく必要がある。
今回はこうゆう形で終わったが、本当は漁船にお客さんを乗せることはしてはいけない事で、これからは、遊漁船組合を活用するプログラムづくりをしていく必要がある。

3. 学生たちとコンタクトを取れるような体制づくり
このような取り組みをしていく中でいつまでも私らが中心になってやって行くのではなく若い方々が取り組んでいけるような体制づくり、また、この地域から出た学生でこのような活動に関心を持った学生たちとコンタクトを取れるような体制づくりを考えて行きたい。

4. 大呑全域を考えた地域づくり
今回、のやまを愛するか会、麻生ふれあい山菜加工組合、まなびめいと御秡の方々が薬師の里として参加していただいたりして少しは大きな輪になったように思えるが大呑郷(北大呑・南大呑)を踏まえた活動に出来なかった今後は大呑全域を考えた地域づくりに展開したい。

5. 大呑の方向づけ
大呑各グループの方向性が見えないこれまでは単発的に動いています、各グループの取り組み方向性を周知して、大呑全体の方向性として動いていく必要がある。

記:大橋

追:もっともっといろいろのことを今回の研修交流会で学んだ、これを活かすことで今回の目的が達成できるのではないだろうか。

 これがスタートラインだ、この輪を大きく膨らませて生きたい・・。




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